「これを聞いて、イエスは答えられた。「恐れないで、ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われます。」 ルカの福音書 8章50節

私たちが、日曜日毎の礼拝から始まる1週間の毎日で、幸いな生活を送るためには、私たちはイエス様を信じて、イエス様のことばに従って歩むことが大切です。
しかし、私たちは弱く小さな者なので、日々起きる様々なことによって、信仰が乱されて幸いではなく不安が心の中に溢れてしまうことも多いのです。
どうすれば、平安で落ち着いた信仰の毎日を送れるのでしょう。

ここに登場しているのは、娘が死にかけていて、イエス様に助けて欲しいと訪ねてきたヤイロという人です。
彼の家に向かう途中で、娘は亡くなったという知らせが届きます。
周りの人は、もうイエス様にもこれ以上はどうしようもないことなので、諦めるように語ります。
しかし、イエス様「恐れないで、ただ信じなさい」とことばをかけます。
そしてそのままヤイロの家へと向かうのです。

ヤイロはイエス様ならば娘を助けることができると信じて訪ねてきたのです。
しかし状況は最悪となり、周りの声ももう何をしても無駄だ諦めるようにとだけ告るのです。
そんな中で、最初に信じたとおりに、信じ続けることはできるのでしょうか。

恐れたら、信じ続けることはできません。
イエス様のことばだけを聞いて信じ、従うのです。
信仰を弱らせ、失わせるのは、恐れです。
主には不可能なことはない。主は私を愛してくださっている。主は私を一人にはしない。
そう信じたならば、何が起きても恐れないで、時に大胆に信仰を告白して、イエス様だけを頼るのです。
他の人には愚かに見えたとしても、恐れない信仰は、主イエスによって益へと変えられて、良い実を結ぶのです。
イエス様の声をよく聞いて、恐れることをやめましょう。

シャローム