「世界のすべての住民よ。地に住むすべての者よ。山々に旗が揚がるときは見よ。角笛が吹き鳴らされるときは聞け。」 イザヤ書 18章3節

ダマスコの国に続いてクシュの国への主のさばきについて、語られる18章です。
1節にある「羽コオロギ」が、厳密にはどのようなコオロギ、虫を指しているのかは不明です。
しかし、クシュの地において、よく見られた生き物なのでしょう。
そして羽を動かし、忙しく動き回る様子が、2節にある通り、多くの船を所有して海路で交易を行うクシュの豊かなことを示しているのです。
そんな国も、今、アッシリアの脅威に際して、ユダと同盟を組んで対抗しようと、使者を送るのです。

しかし、主は、語られます。
ここ3節で示される世界、地に住む者とは、主を信じていない人々と国のことです。
今、主を信じないアッシリアが軍事力を持ち、力と富を誇って、ユダの国とクシュを苦しめています。
しかし、クシュとユダが手を組んでもアッシリアには勝てないのです。平和を得ることはできません。

そんな状況の元、主が語られたのです。
旗が揚がるとき、角笛が吹き鳴らされるときとは、なんでしょう。
それは戦いの始まりを示します。
主が、ユダを救い出そうと、立ち上がってくださるときです。

主の助け、主の救いには、主のご計画された主の時があるのです。
ですから、私たちは敵を見るだけではなく、苦しみに目を奪われ、耳を塞がれてしまうのではなく。
主の時を待つのです。
そう、ただ、ただ静まって主の時を待つのです。
主は、愛する者を決して見捨てません。
あわれみ深く、大きな愛の方なのですから。

ただ、知っておかなければなりません。
主の時があるのです。
ですから、私たちは、静まって主を待ち望むのです。
今、この時も、主を礼拝し、祈って静かに待つのです。

シャローム