「そういうわけで、子たちがみな血と肉を持っているので、イエスもまた同じように、それらのものをお持ちになりました。それは、死の力を持つ者、すなわち、悪魔をご自分の死によって滅ぼし、」 ヘブル人への手紙 2章14節

御子は神ご自身であり、父なる神と一体でありながら、天の御国から離れて、地上に降り、人となってくださいました。
私たちと同じ人となってくださったのです。
私たちが、血と肉をもち、やがて死ぬべき存在なので、同じ人となってくださり、私たちに救いと永遠のいのちを与えるためでした。

私の力を持つ者として、悪魔があげられていますけれど、悪魔によって私たちの命が奪われるわけではありません。
創世記の3章で神が語られた通り、アダムが犯した罪によって私たちは死ぬべき存在となったのです。
神のさばきです。
今、地上では悪魔がその力を振るっているに過ぎません。
しかし、私たちはそれに振り回され、誘惑されて苦しみます。
何よりも、私たちは自分の力では「死」を克服できません。排除することができません。
避けることも、逃れることもできません。
普段は気にならないようにしていたとしても、死は必ず私に訪れます。
実は、私たちは死を恐れるのです。

しかし今、天の御国での働きではなく、この地上に私たちと同じ血と肉を取り、人となって生き。
そして死んで、しかし、そこからよみがえられることによって、御子は死を打ち破り勝利してくださったのです。
その御子を信じる者は、御子に続いて、死んでもよみがることができるのです。

御子イエスが、私たちと同じになってくださったので、私たちもまた、御子を信じることで同じ恵みを受け取るのです。

シャローム