「瞳のように私を守り御翼の陰にかくまってください。」詩篇 17篇8節

聞いてください、耳に留めてください、耳に入れてくださいと詩人は祈りを始めました。
苦しみの中から、主の助けを切に祈っています。
繰り返されたことばは、詩人が心から必死に祈っていることを示します。
同時にその祈りが主の耳に届き、聞き届けられることを確信している表現でもあるのです。

そして後半になった8節で「瞳のように」「御翼の陰に」と祈ります。
瞳は、大切で繊細な身体の部位として表現します。
主が、詩人をとても大切に思って、祈りに答えて助けてくれると信じているのです。
御翼の陰とは、親鳥がひなを外敵から激し雨から守る様子を表します。
これも主が、詩人を大切に思い、その命を守ってくださることを表しています。

詩人は、主が、ただ困難から助け出し、問題の解決を与えてくださるというだけではなく、大切な瞳のように、大切なひな鳥のように愛して守ってくだ去るのだと信じているのです。
そのように愛して守ってくださる主に信頼して、詩人は祈りの声を上げたのです。
助けと愛を確信していても、祈りの声を上げます。祈らずに助けを得ようとは思わないのです。
祈ること、それはそのまま平安と喜びに繋がっていくからです。

シャローム