「「主よ。今こそあなたは、おことばどおり、しもべを安らかに去らせてくださいます。」 ルカの福音書 2章29節
幼子のイエス様が、マリアとヨセフに連れられてエルサレムの宮に初めて行った時、シメオンという名の正しく、敬虔な人がそこにいました。
シメオンはイエスを見ると、幼子イエスを抱き上げて主に感謝と賛美の祈りをささげたのです。
彼は、聖霊によって主のキリストを見るまでは、決して死を見ることがないと、告げられていた人でした。
シメオンは即座に、この幼子が、約束の救い主であることを知ったのです。
そして、この29節の告白をしました。
シメオンの地上での生涯が終わる時、主は、彼に慰めを与えて、約束してくださっていた永遠のいのちに関して確信を与えてくださったのです。
「安らかに去らせてくださいます」とは、地上での生涯に未練や後悔なく、同時に新しい天と地で、主と共に生きる希望を確かなものとしたことを示します。
シメオンがかつて与えられていた約束を信じていつも宮に集い、主を愛し信じて、歩み続けてきたので、主は、シメオンを顧みて、祝福と慰めを与えてくださったのです。
シメオンは、本当ならば見ることができない神を、救い主である幼子イエスを腕に抱くことで見たのです。
救いを味わったのです。
そして、この告白をして、後の時代に続く信仰者に伝えることがシメオンの使命であり、シメオンが慰められて地上の生涯を終えたことを表しています。
主はあわれみ深く、約束を守ってくださったのです。
地上においても、主の約束は見ることができるのです。
私たちも見ていこう。
シャローム
