「わたしはわたしの契約を汚さない。唇から出たことをわたしは変えない。」 詩篇 89篇34節
「わたしの契約」とは、3節にある「わたしが選んだ者と契約を結び」と示され、20節では「ダビデを見出し」と示されている契約のことです。
それは対価ではなく、報酬でもなく、神様からの一方的な恵みとして与えられた契約のことを言います。
一方的な契約とは、相手が不利になるような不当な契約を結ぶこととはまったく違います。
恵みですから、祝福が一方的に与えられるという契約です。
神の愛から出ている契約です。
しかし、神が選び、神が一方的に与えて結んだ契約ですが、神が結んだ契約は決して変わることがありません。
「汚さない」とは裏切らない、契約を取り去らないという意味です。
また「唇から出たことをわたしは変えない」と言われます。
契約を結ばれた神が、変えないと宣言されるのです。
たとえ相手が、神を裏切ったとしても、神は忍耐と寛容によって、彼が悔い改めて神の元へ帰ってくるのを待ってくださるのです。
神が一度与えてくださった恵みは、取り去られることはないのです。
なぜなら、誰も神の恵みを奪うことはできないからです。神ご自身が変えないと言われるならば、その恵みの契約は変わることなく続いていきます。
私たちは、神の恵みを受け取るのにふさわしくない者のはずでしたが、与えられたのですから、ふさわしい者へと変えられていきましょう。
主の恵みと主の契約はとこしえに変わることなく確かです。
シャローム
