「すると、即座に主の使いがヘロデを打った。ヘロデが神に栄光を帰さなかったからである。彼は虫に食われて、息絶えた。」 使徒の働き 12章23節

ヘロデ王は、ヤコブを剣で殺しました。
そして、そのことでユダヤ人が喜んだのを知ると、次にはペテロを捕えにかかります。
ヘロデ王は、常に自分を喜ばせ、自分に賞賛と栄誉が集まることを望んで行動していました。
ヘロデ王の行動の規範は、自分の欲望であり、自分が称賛されることでした。

この場面でも、演説をしたヘロデ王のことを人々が「神の声だ。人間の声ではない。」と叫んでヘロデ王を称賛しました。
ヘロデ王は、それを当然のように受け取ったのです。
その時、ヘロデ王の心は、大いに喜んだことでしょう。

しかし、神を愛し、神に栄光を返して、神に支える心も行動もないヘロデ王は、たった1匹の小さな虫のために死にました。
どんなに自分を誇ったとしても、人は弱く脆い存在です。
時には、小さな虫のひと噛みで命を失うこともあるのです。

ヘロデ王は、ペテロを殺すことはできませんでした。
自分を喜ばせるためではなく、神が喜ばれることをおこない、神の御名をあがめて、賛美する人の命は、神が守ってくださいます。
私たちは、神に栄光を帰す生き方をしたいものです。
そこにこそ本当の喜びがあるのです。

シャローム