「昔からの地境を移してはならない。それはあなたの先祖が設けたものだ。」 箴言 22章28節

毎日の生活における主を信じる人の取るべき行動、態度を教えてくれている22勝です。
悪しき者、すなわち主を信じない人と、主を信じて、主の前に正しく歩もうとする人との対比で、いくつもの内容が示されます。
ここでは、地境について教えます。

地境とは、所有地について示しています。
地境を移すとは、自分勝手に隣人との地境を移すと言うことです。
それは自分の欲のために、隣人との地境を自分に有利に動かして、隣人の土地を奪う行為です。
移してはならないのは、それは今、現在、その土地を所有している人だけのものではないからです。

ここでは「昔からの」と「あなたの先祖が設けたものだ」と、二度繰り返すことで、昔、先祖が取り決めた地境であることを強調しています。
この取り決めは、昔に決めたから有効だと言うことでは、終わりません。
昔、先祖が設けたというのは、その時、主である神様が所有地をそろぞれの人に与えてくださり、地境を定められたことを示します。

天と地は、主がお一人で造られました。
その土地もそこに存在するすべてのものは、主のもの、主が所有者であり、主権者です。
自分も隣人も、主に与えられて、管理し、自由に用いることが許された身なのです。
それなのに、自分勝手に、自分の欲に従って、地境を移して、隣人の土地を奪うならば。
それは主のものを奪う行為です。
主に背き、主に敵対し、主から盗もうというのです。

ですから、それを「してはならない」と箴言は教えます。いえ、命じるのです。
主が、自分に与えてくださった地境には、意味があります。そこに価値もあるのです。
ですから、自分の地境を守り、その地境を愛して管理する時に、主からの豊かな祝福が注がれるのです。

自分の生活の中にある地境を覚えておきたい。

シャローム