「このために、私は自分のうちに力強く働くキリストの力によって、労苦しながら奮闘しています。」 コロサイ人への手紙 1章29節

コロサイ人への手紙を読みます。
エペソ、ピリピの手紙に続いて、この手紙もパウロが獄中から記しました。
パウロが、コロサイの教会を離れた後で、間違った異端の教えが、教会の中へ入り込んで来ました。
パウロは、それを正してイエス・キリストこそ救い主であり、イエス様の福音以外には、救いはないことをしっかりと伝えるのです。
牢獄の中に繋がれていても、パウロから感謝の心は失われません。3節。
また、コロサイの教会の人々から届く、主にある愛を喜んでいて、彼らのために祈っています。8〜9節。

パウロは、町の中にいても、神殿に立ったとしても、こうして牢獄へと繋がれてしまっても、パウロの生き方と行動は変わりません。
それはイエス様の福音を人々に伝えること。
教会のキリスト者を励まし続けること。
たとえ、自分が牢獄に入れられても、困難の日々を送っていても変わりません。
むしろ熱く行動するのです。

ここでパウロは「労苦しながら奮闘しています」と、語ります。
イエス様を信じたならば、その後の日々は、ただただ、平安で何も困難や悲しみがないというのとは、違うのです。
キリスト者の毎日は、奮闘するのです。
そこには、労苦があります。
他の人から見た時には、悲しみと涙が多いような日々も経験します。

しかし、その日々には「力強く働くキリストの力」があるのです。
自分一人で奮闘したり、困難を耐え忍ぶのではありません。
ですからパウロは、獄中からでも外にいる人々を励まし続けることができます。
感謝は失われないのです。
力強く働くキリストの力とは、キリストの愛が溢れているということです。
キリスト・イエスの愛に満たされているので、獄中でも感謝と平安が失われないのです。
そして、行動し続けることができます。

私たちにも今、キリストの力が働いていて、私たちを、イエス様から預っている良い使命へと押し出します。
そして感謝もあります。パウロが経験している感謝を私たちも味わうのです。

シャローム