「エルサレムに御名を住まわせられた神が、この命令を変更してエルサレムにあるこの神の宮を破壊しようと手を下す王や民をみな、投げ倒されますように。私ダレイオスはここに命令を下す。間違いなくこれを守れ。」」 エズラ記 6章12節

主の宮の再建工事を邪魔しようとする人たちがいましたが、それは無駄に終わります。
捕囚の民であったエルサレムの人々がこの工事をすることを許可したのは、イスラエルの王ではなく、かつてイスラエルに敵対をしていた国の王なのです。
主は、イスラエル以外の国の王にも働きかけることができるのです。

そして、ダレイオスは、私たちに大切なことを教えます。
ここでダレイオスは「命令を下す。間違いなくこれを守れ」と命じています。
この命令、王の言葉がどれほど大切であり、守らなければならないものであることを教えるのです。

主のことばを聞いて、主のことばに従い、主の命令を守ることが、どれほど大切であるのかを示していることばです。
そしてこの大切なことを、主を信じてはこなかった人に教えられてしまうのです。
それはエルサレムの人々が、これまで主のことばをしっかりと、素直に聞いてこなかったということの裏返しでもあります。
ですから、彼らは長い期間を捕囚の民として遠い国で過ごすことになったのです。

しかし、主はどこまでもあわれみ深い方なので、そんな彼らに赦しと解放を与えました。
そして異国の王の心を動かして、彼らがもう一度、主の前で礼拝を献げる恵を与えてくださったのです。
主は、エルサレムの人にもダレイオスにも働くのです。
そしてそれは主がダレイオスをもあわれんでくださっていることをも教えてくれます。

主は、人の心を操ったりはしません。しかし、その心に働きかけて、その人が良い行いをされるように導かれる。
主は、罪人が滅びることを望まない。罪人が悔い改めて、主に立ち帰ることを望まれる愛の神です。
私たちはいつも主に立ち帰る者でいたい。

シャローム