「まことに私は灰をパンのように食べ飲み物に涙を混ぜ合わせました。」 詩篇 102篇9節
詩人の悲しみと苦しみが極限の状態にあることを示す9節です。
「灰」は焼かれて何も無くなってしまった後に残った物を表します。
苦しめられて無くなってしまった状況を大切なパンのように食べるしかない状況なのです。
「涙」は、まさに悲しい時に流すものです。
それを飲み物として飲まされるのです。
悲しみが飲み物として詩人には与えられるのです。
いえ、悲しみしか与えられないのです。
避けられない、拒めない悲しと涙が、今、詩人には与えられています。
ホッと、息をついて安心できる時がないのです。
そんな詩人は、この詩の最初に「祈りを聞いてください」と叫ぶのです。
主なる神様が、詩人の祈りを聞いていてくださることが、詩人の唯一の願いです。
主が、詩人の涙を拭い取ってくださることを信じて詩人は最初に叫んだのです。
涙の中で、主に叫ぶ人は平安を与えられます。
シャローム
