「悪を行う者に対して腹を立てるな。悪しき者を羨むな。」 箴言 24章19節
主が信仰者に、悪しき者との関わり方を教え、命じます。
悪を行う者に腹を立てる理由が、ここに登場している信仰者には、大きく二つあるようです。
一つは、悪しき者が、不正を行なっても豊かな富を得ていることが、許せません。
その上、不正を行なっても心を痛めることがないことを、見てはただたしいのです。
もう一つの理由は、善を行わないことに対して腹を立てます。
こちらの理由は、正当な理由に思えますが、主は、腹を立てるなと命じます。
何故なら、信仰者が悪しき人の繁栄を見て、主の前に自分の正しさを主に対して誇っていますからです。
正しいのは主です。
主の前に、自分の方が正しいと主張してしまう危険が、この旗を立ててしまう時に陥りやすいから、気をつけるのです。
しかも、正しいことを主張しているようで、実は、悪しき者の豊かさ繁栄、名声と言ったものに、心を惹かれてしまう危険があります。
ここ19節では羨むなと、命じます。
24章の最初の1節でも「悪い者たちを羨んではならない。」と命じています。
信仰者は、不正をしたいわけではないのです。
しかし、悪しき者の豊かさなどに惑わされてしまう危険は常にあるのです。
ですから、自分の正しさを誇り、腹を立てることで、誘惑されないように気をつけなければなりません。
正しさを誇り、悪に怒るのは、主のされることです。
私たちは、信じてお任せするのです。
主の義と主の愛に近づくことを常に求め、悪しき者と悪しき行いとは離れることを忘れないようにしたい。
シャローム
