「どうしたことか。海よおまえが逃げ去るとは。ヨルダン川よおまえが引き返すとは。」 詩篇 114篇5節
114篇は、イスラエルの民がエジプトの国から、主によって連れ出されて、約束の地であるカナンの地に入るまでの旅のことを歌います。
それも海、川、山々、大地、湧き水といった自然をも主が造られて、支配しておられることを示しながら、その旅路を思い起こさせてくれるのです。
人の手では、どうにもできない、動かすことができない海や山々さえも、主が支配されていることを示します。
その働きを擬人法のように語ります。
ここ5節は、エジプトを脱出した最初の時のことと、カナンの地に入る旅の最後の時のことを、ともに海の水、川の水を擬人化しながら、主の力の偉大さ、唯一であることを教えます。
海が逃げ去って、イスラエル人は、海の中を歩いて渡り、追いかけてきたエジプトの大軍勢は、水に飲まれて滅びます。
ヨルダンの川は、その水がせき止められて、民はやはり歩いて渡り、約束の地を踏みしめたのです。
この擬人法は、海も川も、山々も主のことばを聞いて、従うことを教えます。
人の手では、不可能なことを主はことば一つで実現されます。
イースターの朝です。
主は、私たち人には絶対に克服することもコントロールすることも不可能な「死」に勝利して、よみがえられて、私たちに永遠のいのちの約束が確かであることを示されました。
喜び、信じる朝です。
シャローム
