「主は天を押し曲げて降りて来られた。黒雲をその足の下にして。」詩篇 18篇9節

18篇には、詩人であるダビデの信仰の姿が明確に示されています。
主に信頼して、主の助けを求めて、その助けを確信しているダビデがいます。
そして、主はダビデの助けを求める声に答えてくださる方であることを告白しています。
ですから、ダビデは苦難の中で助けを求めている時にも、迷いや不安がありません。
私たちの日々には、主を信じていても、悲しみを経験したり苦難に遭うことがあります。批判されたり、思いもしないような攻撃を受けることもあるのです。
そのような状況で、私たちは主に助けと慰めを求めて祈ります。祈るべきです。
そしてその祈りは聞かれています。ですから不安になったりしなくて良いのです。

これらのことを歌った後で、詩人は主の力について告白をします。
天を押し曲げるとは、地と空だけでなくこの世界のすべてを造り治めている神様だという告白です。
人には、空に飛行機を浮かべることはできても、空とその先にある天に何かをすることは全くできないことです。
主には、それは可能です。その方を知っていることが私たちの力になります。

また、黒雲というのは、雨を降らし雷を鳴らす力強いものです。
それを足の下にして支配している主です。
その全能で、すべてを治める方が、天を押し曲げて降りて来てくださるのです。
全能の方が、力も弱く小さな存在の私たちの中へ来てくださり、愛して関わってくださるのです。
詩人のダビデは、そのことをすべて知った上で、心からの祈りを賛美と感謝とともにささげているのです。
私たちも、この祈りを見習って祈り続けたい。

シャローム