「主は諸国の民にさばきを行われます。私の義と私にある誠実にしたがって主よ私をさばいてください。」詩篇 7編8節

詩人が生活をしていた時、詩人の周りには不正や悪意に満ちた行動が広がっていました。
詩人も彼らから攻撃されて、苦しめられていたのです。
そのような状況の中で、詩人は1節の最初に「あなたに身を避けます」と、声を上げます。
逃げ込むべき場所、そして詩人を助けて救い出してくださる方を知っているのです。
ですから、身を避けていますと、信仰の告白をして、委ねた後で祈ります。
「追い迫るすべての敵から、私を救い 助け出してください」と、祈るのです。
主に信頼して祈るのです。

しかし詩人は、このようにも祈ります。ここ8節の言葉です。
「私の義と私にある誠実にしたがって主よ私をさばいてください。」
あらゆる国のすべての人に対して、公平に義によってさばく主の前に、詩人自身もすべてを明かします。
詩人の行動、詩人の心に悪があるかないのかを、主に明かして、主のさばきの御手に自分をお任せします。
自分で自分だけは正しいのだなどと、言いません。
主の前にすべてを明らかにして、主の公平なさばきの元で、自分のことも見ていただくのです。
その上で、私を救い、助け出してくださいと、祈りの声を上げるのです。

なんという主への信頼と、潔い信仰の姿でしょう。
主のさばきを恐れるのではなく、主ご自身を恐れて、主を愛して、救いを祈れる詩人です。
見習って祈りたい。

シャローム