「この雌牛の灰を集めた者は、自分の衣服を洗う。彼は夕方まで汚れている。これは、イスラエルの子らと、あなたがたの間に寄留している者にとって永遠の掟となる。」 民数記 19章10節
細かく汚れとそれを取り除く方法について記されます。
命にあふれた雌牛、それも労働をさせたことがない力ある雌牛の命を身代わりにして汚れを取り除く儀式をすることから教えられます。
しかし、それは象徴的なこと。
後の時代になると、それを形ばかり守ろうとして、あの「強盗に打たれて倒れている人を避けて汚れから避けようとするユダヤ人」の姿へと変質してしまいます。
これもまた、人の罪がなすことです。
汚れを取り除く方法まで主は教えてくださるのです。
それは最終的にイエス様の十字架の死によって贖われる永遠のいのちへと繋がっていきます。
ここに「永遠の掟となる」とあります。
必ず守のです。それによって自分の罪と汚れを知り、主に与えられる聖さを知るのです。
人にはこの方法を変えることはできません。
自分で汚れを取り除くことができません。
できないことを知り、イエス様の贖いへと心を向けるのです。
罪人を愛してくださる主。
イスラエル人も寄留者も等しく愛して、ご自分の命で贖ってくださる主を知るのです。
シャローム