「そこで、召使いが彼らに配ると、彼らは食べて残した。主のことばのとおりであった。」 列王記 第二 4章44節

1つ前の節には「彼らは食べて残すだろう。」という主の子おT場がエリシャを通して語られています。
とても百人もの人が食べるのには足りないであろうと思われたパン20個と新穀1袋をエリシャは召使に与えて、食べさせるように命じました。
召使は到底足りないと答えた時に、エリシャは主が満たしてくださると答えたのでした。

4章は、エリシャが行った驚く奇跡が幾つも続けて記されています。
しかし、それはエリシャが偉大な預言者であることを示すための記事ではありません。
尽きない油、高齢の夫婦に子どもが産まれ、その子が病で亡くなると。エリシャが生き返らせます。
それらの記事に続いて、この食事の出来事です。
イエス様の5千人の給食の奇跡を思わせます。

でもこれらは、主がどれほどあわれみ深い方であり、そして全能の方であるのかを示すものです。
主のことばのとおりになること。
不可能と思われる主のことばに、信じて仕えるエリシャの姿を知ることが大切です。

不可能だなどと、私が決めるのではなく主のことばに信頼し、期待を持って主のことばに仕えることができるような歩み方を日々したいものです。
週の初めの日曜日、礼拝の日です。期待して、真摯に素直に礼拝に向かいたい。

シャローム