「そして近寄って、傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで包帯をし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行って介抱した。」 ルカの福音書 10章34節

神を愛し、隣人を愛するという、主イエスを信じた者の生き方がここにあります。
このさマリア人は、強盗にあった人を見捨てません。
近寄り、自分から手助けをします。
その時、相手からの見返りを初めから期待していません。
そして、包帯をして手当てをします。
さらに、家畜に乗せて連れて帰ります。
すなわち、この人は自分から進んで犠牲を払っているのです。

愛するとは、犠牲を惜しまないことです。
その最初は、相手を見ることです。
見ないことには、その人の必要を知ることはできません。
見て、知ったら、近寄るのです。
そして、犠牲を払うのです。
何も大きな犠牲を払わなければならないのではありません。

愛して、見て、近寄っていく。それだけでも隣人になれるのです。
隣人は、自分からなるのです。
それがイエス様に愛されていることを知った私たちの求める生き方です。

シャローム