「なぜなら、主の日が すべての国々に近づいているからだ。 おまえは、自分がしたように、自分にもされる。 おまえの報いは、おまえの頭上に返る。」オバデヤ書 15節
1章だけで、21節という短い小預言書です。
終末の日のさばきがすべての国とすべての人に及ぶことを語っています。
短い預言の前半はエドム人へのさばきが語られ、後半はさばきが全世界に及ぶことが語られています。
その上で、終末の日には、救い主がイスラエルに現れて、救いを与えられることが語られます。
さばきと救いが語られること、それが全世界に及び、誰も逃れられないことを示しています。
ここ15節では、すべての人がさばきを逃れられないと語り、それが近いことを語っています。
自分がしたように、自分にもされるとは、さばきの本質を示すと同時に、さばきは自分には関係がないと思っている人にこそ、さばきが迫っていることを警告しているのです。
自分に、私に、さばきが及ぶのだと、それも近い日なのだと、重く受け止めることを教えるのです。
オバデヤ書のさばきの預言のことばは、今を生きている私に、私に個人的に迫ってくることばなのです。
他の人にではなく、自分に語られているのだと、受け止めていきたい。
しかし、同時に私は救い主イエス・キリストを知っていることを確信して、さばきのことばを受け取りたい。
恐れず、聞き逃さず、しかし主イエスに信頼して。
シャローム