「彼らは、その両手にあなたをのせ、あなたの足が石に打ち当たらないようにする』と書いてあるから。」 ルカの福音書 4章11節
悪魔は、イエス様が地上で救いの業を始めるその最初に失敗をさせようとイエス様を試みるのです。
その攻撃、試みる方法は、力づくで立ち向かうのではなく、聖書のみことばを引用して試みるのです。
ここでも「書いてある」と、聖書のみことばを自分に都合よく引用します。
そしてイエス様を罠にかけ、失敗させようとします。
8節では、イエス様が同じように「書いてある」と、みことばを開かれたのとは、全く違うのです。
イエス様はみことばに信頼して読んでいるのです。
そして私たちにもみことばを通して語りかけてくださいます。
しかし、悪魔はみことばを「文字」として知っているだけで、信じることはもちろんありませんし、みことばに従うこともありません。
みことばを自分の思い通りに使おうとするのが悪魔です。
そのようにして使われるみことばが、私たちには誘惑となります。
みことばに信頼して、いつも、いつでもよく聞いている者でありたい。
よく聞けば、違いが分かるのです。みことばの本質が分かります。
みことばに信頼して、主よ、お語りください私は聞きますと、祈り。
みことばに従う、聞く者でいたい。
シャローム