「そこで王は相談して金の子牛を二つ造り、彼らに言った。「もうエルサレムに上る必要はない。イスラエルよ。ここに、あなたをエジプトから連れ上った、あなたの神々がおられる。」」 列王記 第一 12章28節

ソロモン王の後、その子のレハブアムは、自分を父よりも強く、偉大な者と見せたくて、民の願いを退けて愚かな振る舞いをしました。
しかし、その背後には主のご計画がありました。
主は、ダビデ王国を引き裂くことをご計画されたのです。

そして、そのために用いられたヤロブアムでしたが、彼は、主から委ねられていることを理解していません。
自分をレハブアムよりも、ダビデよりも立派な者だと思わせたくて、最悪の罪を犯します。

それは主を捨てて、偶像の神々を作り出し、それを拝むようにイスラエルの人々を惑わしたのです。
神々の像を作り、それを熱心に拝むことで、信仰が深いのだと、民を欺き、示したのです。
こうして、ヤロブアムは自分が罪を犯すだけでなく、民にも罪を犯させたのです。

主のことばを聞かないところには、信仰はなく、平安も祝福もありません。
聞くことから始めたい。

シャローム