「主よ朝明けに私の声を聞いてください。朝明けに私はあなたの御前に備えをし仰ぎ望みます。」詩篇 5編3節
主に祈る詩人です。
1節は「耳を傾けてください」、2節は「耳に留めてください」と声を上げます。
ここ3節では「聞いてください」と祈ります。
3度、声を上げます。言葉を変え、表現を変えながら、詩人が祈るのは、主に詩人の祈りを聞いていただいて助けてもらいたいのです。
5篇を読むと、主を信じないで悪を行う人がいて、その悪で詩人を苦しめているのです。
悪を行なって、詩人を罠にかけようと企みます。
その悪人の口には真実の言葉は一つもなく、心には破壊しかありません。
神、主を愛して、義を行いたいと願っている詩人とは対極にいる人です。
そんな主に敵対する人に詩人は苦しめられています。
ですから主に祈り求めます。
繰り返して聞いてくださいと祈るのは、聞かれないかも知れないから心配して繰り返すのではありません。
主が聞いてくださるからこそ、祈れるのです。祈るのです。
朝明けに祈るのは、祈って主と共に一日を過ごす平安を知っているからです。
祈りは、言葉を発して終わりではありません。
祈りに答えてくださる神がいてくださって成り立つのです。
それを知っている詩人は、だからこそ聞いてくださいと、祈るのです。
祈ることで、一番大切な備えを行なって一日の歩みを始めるのです。
祈ることはまた、私の祈りを聞いてくださる神様の存在を確認するときでもあるのです。
祈って、今日を始めましょう。
シャローム
