「あなたがたは喜びながら水を汲む。 救いの泉から。」イザヤ書 12章3節
1節の「その日」とは終末の日のこと。
終末の日には、主は、私たちの罪を赦し、主との関係を回復してくださり、私たちを慰めてくださいます。
12章は、罪を犯して故郷から遠く散らされて、長く苦しんできた民が、回復していただけることを示すのです。
主の救いを喜び、主の御名を呼び求める即ち、祈りの生活が始まっていくことまでを示します。4節。
そして3節です。
1節、2節では「私」と、一人の告白でした。
それが「あなたがた」と、複数になりました。
一人の人の主への信仰の告白と賛美の声が、3節になって、広がっていったのです。
今や、賛美の歌は、大コーラスとなりました。
人々は、私と共に声を合わせて主の救いを賛美します。
賛美し祈る生活が、みんなの喜びとなったのです。
今、賛美を大きな声で歌うことを控えるような生活、礼拝の形を取っています。
けれども、一人一人の主の救いと助けに対する感謝と喜びの声、賛美の心は、萎えて小さくなることはないのです。
必ず、賛美の声は広がり、大コーラスとなっていくのです。
捕囚などの苦しい時代を過ごした旧約の信仰者の証しの声がここにあります。
私たちも同じように大コーラスを上げていけるのです。
シャローム