「これを聞いて、イエスは彼らにこう言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人です。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためです。」」 マルコの福音書 2章17節

パリサイ人たちは、自分のことを誇り、他の人を見下していました。
彼らは、群衆に神の国のことを話し、病も癒やされるイエス様のことが気に入りません。
イエス様の人気を失わせようとするなどしていました。

罪人と呼ばれる人たちを訪ね、彼らと交流をするイエス様を非難するのです。
自分たちは正しい人なので、罪人とは交流をしないことが、良いことだと主張するのです。
しかし、イエス様は、そんな彼らに神の愛とはどのようなものなのかを示します。
医者を必要とするのは病人です。それならばイエス様を必要とするのは、取税人や罪人です。
だから、イエス様は彼らを愛して彼らと交流をするのです。
実は、イエス様が必要なのはパリサイ人たちも同じです。
自分で自分は正しい人だと誇ったところで、実は神様から離れている罪人なのです。
自分が罪人だと自覚がないことの方が、もっと問題です。

そしてもう一つとても大切なことがあります。
神様に受け入れられて神の国に入ることができるのは、主に招かれた人です。
主イエスのことばを聞き、招きを受け入れた人が神の国で主とともに生きるのです。
自分を誇る人、自分の力や修行などによって、神の国に入ることはできないのです。

イエス様は、私たちを招くためにこのこの地上に来てくださいました。
そして、私を見つけ、私に声をかけて招いてくださっているのです。

素直に感謝して受け取ろう。
そして、主イエスの愛を求め続けましょう。祈りとともに。

シャローム