「イスラエルの神は仰せられた。イスラエルの岩は私に語られた。『義をもって人を治める者、神を恐れて治める者。」 サムエル記 第二 23章3節
ダビデが残したことばです。
ダビデは、失敗もしましたが素晴らしい王でした。
しかし、それ以上にダビデが素晴らしかったのは、主を信じる信仰者としての姿です。
この後に記される14〜17節には、ダビデと勇士たちがペリシテとの戦いの最中に、ダビデが町にある美味しい水が飲みたいと、ついつぶやいた時に、3人の勇士が敵陣を抜けて水を汲みダビデに届けるという場面があります。
ダビデは、彼らが命懸けで汲んできた水を飲むのではなく、彼らの行動を喜び称えつつ、主にその水をささげました。
水一杯の出来事にさえも、ダビデは主への信仰を大切にして行動をしたのです。
正しく行動し、王として国を治めるだけではなく、信仰者として神を恐れて、人々の見本となって治めたのです。
主を正しく恐れることができる信仰者は、人や困難を恐れるのではなく、堅く揺るがない心で主に仕えるのです。
イスラエルの岩とは、崩れたり揺れうごいたりすることがない強い主の力を表します。
硬い岩の主の助けを堅く信じて、主のみことばを聞き従います。
堅い信仰は素直に聞くことから始まっています。
今日も、みことばを聞いてから歩みを進めたい。
シャローム