「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、癒し、私たちを打ったが、包んでくださるからだ。」ホセア書 6章1節

これはホセアの勧めの言葉です。
主のさばきの中にある民に向かって、悔い改めて主の元へ帰ることを勧めています。

引き裂いてとは、捕囚の民となって遠い国へ連れて行かれたことを示しているのではないか。
打ったとはさばきをくだしたこと、包むとは主が民をさばき見捨てたままにしないで、御手の中にに取り戻し癒してくださること。

主は、罪をそのままにはしておくことができないので、さばきをくだします。
しかし、主はどこまでもあわれみ深いので、民を赦し嫌そうとしてくださっているのです。
それも2節を読むと、速やかに癒しを与えようとされていることが分かります。
主は、待っておられるのです。

私たちは、主に立ち返ることを一番にするのです。
さばきを受けてしまった、見捨てられてしまったと、絶望する前に、主に立ち返ることをするのです。
主は癒してくださる。主は赦してくださる。
主は、主を愛して立ち返る者を、もう一度愛することを惜しまないから。
立ち返ろう。

シャローム