「あなたのしもべの祈りと願いに御顔を向けてください。私の神、主よ。あなたのしもべが、今日、御前にささげる叫びと祈りを聞いてください。」 列王記 第一 8章28節

ソロモンが主の宮を建設し、それが完成をした時、宮に礼拝のための用具を運び入れ、長老や族長、そして祭司たちは、皆集まって主に礼拝をささげました。
宮の完成を祝うのが、主な目的だはなく、大切なのでもありません。
宮を主に献げて主を礼拝することが一番大事です。

主が、ダビデ、そしてソロモンに建設の志を与えて、必要を満たして完成させてくださったのです。
私たちは、何かを成し遂げたときに、まず、主への賛美と感謝を忘れないことが大切です。

そして、この日の礼拝、祈りには心を留めるべきことがありました。
ソロモンは、繰り返して「聞いてください」と祈りの声を上げています。

主は、私たちを愛してくださり、私たちの祈りを聞いてくださるあわれみ深い方です。
聞いてくださる。答えてくださる。
だからこそ、切実に愛を持って「聞いてください」と、常に必死に祈ることが大切です。
聞いてくださるからこそ、心から聞いてくださいと声を上げることができます。上げる必要があるのです。
ソロモンは、繰り返して切実に祈っています。言葉が多いだけではありません。
そこに必死さと主への信仰があるのです。
そして聞いていただける平安もあります。
貴方の祈りはどうですか。

シャローム