「そしてイエスは言われた。「聞く耳のある者は聞きなさい。」」 マルコの福音書 4章9節
聞きなさいと、主イエスは言われます。
それは私にとって大切なこと必要なことを、イエス様が語るからだということです。
そして、聞きなさいとだけ言われるのではなく、その前に「「聞く耳のある者は」と、示されました。
私たちが聞くのに必要な器官は耳であることは確かなことです。誰もが耳を持っていますから、聞くことは当たり前だと思っています。
けれども、イエス様は敢えて聞く耳のある者はと、示されたのです。
それは実は私たちが、聞いているようで聞いていない、聞くということに鈍い者だから
です。
聞いているようで大切なことを聞いていない、聞き逃すばかりの者だからです。
聞く耳のあるとは、神様のことばを聞こうとする、聞きたいと願い求めて耳を傾ける人のことです。
私たちに神様が語りかけてくださることを当然だと思ってはいけないのです。
私を愛してくださるから、イエス様は語ってくださるのです。
それならば、私はイエス様を愛して聞きたい、聞かせてくださいと求めて、いつも耳を傾けるのです。
聞く姿勢があり、聞きたいと願う者でなければ、イエス様は大切なことを語ってくださらない。
いや、語ってくださっても、聞き漏らすばかりなのです。勿体無い。
今日も「主よ。お語りください。私は聞いています。」と、祈り求めたい。
シャローム