「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」ローマ人への手紙 5章5節
希望は失望に終わりません。
こう宣言され、それが確かなものであるならば、それは私たちにとって真の希望になります。
希望を持ったとしても、それが実現しないかも知れないと失望してしまうのが私たちの心です。
それはその希望が、自分の中からだけ出て来た希望だから、単なる望みでしかないからです。
しかし、真の希望とは、望みを持てないようなところにこそ湧き上がる望みのことです。まれにみる望みのことです。
では、救いの希望は何故必ず実現して失望することがないのでしょうか。
それはこの希望が神様から与えられたものだからです。
神様が私たちを愛して、ご自分の命を犠牲にして与えてくださった希望だからです。
尽きることもなく、失望に終わることもなく、内側から湧き上がって来る希望です。
それは私の内側に聖霊である神様が与えられていて、神様の愛が注がれているからです。
神様の愛に根拠を持つ希望です。
私の内側から出たものではなく、私の外から与えられ、神様に注がれたものだからです。
ですから神様が定められた時に、それは必ず実現するのです。
真の希望は失望とは全く関係のないものです。そして、神様の愛と結びついているものです。
シャローム