「これらの人たちはみな、その信仰によって称賛されましたが、約束されたものを手に入れることはありませんでした。」ヘブル人への手紙 11章39節

ここ11章には、繰り返し「信仰によって」という表現が登場します。
信仰によって手に入れたのですが、今の地上での生涯においては、それを自分の所有とすることはなかったということです。
約束の地、土地ということで、現代風に言うならば、権利書を持ち、そこに名が記され、所有地を取り囲む柵を建て、そこに住み続けるということはなかったのです。
けれども、約束は主が与えてくださいました。その約束は確かな上にも確かです。

ここ11章に名前が上げられている信仰の先人たちは、みんなそれを手にしたのと同じ確信と平安を持って、地上での歩みを終えていきました。
主を知らない他の人に目には「未完成」に見えても、信仰によって、主にある先人たちは「完成」したものとして受け取っているのです。
負け惜しみを言っているのではありません。儚い望みを持ったまま終わったのでもありません。
確かに手にしていたのです。信仰によって、得たのです。

その上で、天の御国では、さらに優れたもの、素晴らしいものを手にすることを、楽しみ、期待して地上の歩みを終えたのです。
私たちもまた、主の約束を確信して、信仰によって地上での生涯を歩み通したい。

シャローム