「あなたはすばるの鎖を結ぶことができるか。オリオン座の綱を解くことができるか。」ヨブ記 38章31節

ヨブと友人たちの対話を破って、主が語りかけます。それも嵐の中から声をかけられます。
主というお方は、小さな存在である私たちに答えてくださる方なのです。

主は、ご自分が造られた数々の被造物の名を上げ、その現象を次々に上げていきます。
私たちが知っているすべてのものは、主が造られました。
私たちが知らないもの、知ることもできないものさえも、主が造られたことを明かします。
ここ31節では、詩的な表現を用いて、星々を造られたことを語られます。
鎖を結ぶ、綱を解くとは、星を創造し、支えていることを表しています。
「スバル」「オリオン座」は、遥かに遠い星の名前です。
私たちが決して行くことができない遥か宇宙の果てにある星々、いえ、宇宙の果てまでも造られたことを、示しています。

この地上と空、その先の宇宙までも造られて支えておられる主が、わずかに地上にのみ生きている私たちに答えてくださっているのです。
その創造者が今、自分の正しさを誇っているヨブに問いかけるのです。
ヨブは、主の何を知っているのか、主が造られた何を知っているのか、主がそれを造られた最初の時を知っているのかと、問います。

自然を見る時、空とその先にある星々を見る時に、私たちは、それを造られた方がおられることを知らなければいけないのです。
その方が、それらの被造物を今も変わらず支え、私を支え導いてくださっていることを覚えなければいけないのです。
同時に、壮大な世界の創造主である方に、小さな私は覚えられていることを、大いに喜びたい。

主の呼びかけに、私はなんと答えよう。
私は、黙って主を見上げたい。

シャローム