「私パウロが自分の手であいさつを記します。私が牢につながれていることを覚えていてください。どうか、恵みがあなたがたとともにありますように。」コロサイ人への手紙 4章18節
手紙の最後の4章です。
2節で、たゆみなく祈りなさい。感謝を持って祈りなさいと命じています。
そしてパウロとともに宣教のために労している人たちの名前を上げています。この人たちのために祈って欲しいのです。
そして祈ることを通して同労者となり、祈ることを通して信仰が成長するのです。
そして一番最後にこの一言を告げるのです。
自分の手でとあります。
当時の手紙は口述筆記が一般的と言われます。
それを敢えて自分で記しているところに、パウロのコロサイの人への熱意を感じます。
牢につながれているのは、パウロですが、祈ることでコロサイの人たちもパウロと同じ苦しみを受け止めて、主に仕えるのです。
捕らえられて苦しいはずですが、自分のことを祈ってもらうのは一番最後に願うのです。
それ以上に宣教のことコロサイの教会のことを記にかけて、たゆまなく、感謝を持って祈っているのです。
そして最後の最後に、様々なことを後にして、主の恵みがコロサイの教会の一人ひとりにあるように祈らずにはいられないのです。
私たちも、同じように祈られている身だということを覚えたい。
そして祈る者でもいたい。
シャローム