「今、わたしのしもべダビデにこう言え。『万軍の主はこう言われる。わたしはあなたを、羊の番をしていた牧場から取り、わが民イスラエルの君主とした。」 サムエル記 第二 7章8節
7章を通して知ることができるのは、主がいつでも私たちよりも先に恵や祝福を与えてくださってきたということです。
ここはダビデのことを中心にしていますが、私のことでもあるのは確かです。
ダビデが神様に対して良いことを行ったので、その報酬として王としてくださったのではないし、正当な受け取るべき宝なのでもありません。
過大な恵が与えられたのであり、恵が先行しているのです。
主が、恵みを与えると決められ、計画を立てられて、ダビデを導かれたのです。
ただただダビデは、主を信じて、主のことばに従ったに過ぎません。
しかし、いつも主のことばに従い通すことほど、簡単なようで難しいことはありません。
私たちは、アダムがそうであったように、従い通すことができないものなのです。
従うより、自分の好きにしたいと、いつも思いがあります。
しかし、主のことばは確かであり、主は恵みを持って導いてくださっています。
そして私の思いを遥かに超えた良い結果へと導き入れてくださる。
しかも、その時、いつも気がつけば恵が先行しているのです。
私は、王になる必要はありません。
しかし、主は、あなたを取り上げて、主が備えてくださっている最高で最善のところにあなたを置き、あなたを祝福しようと計画を持っていてくださる。
主のことばをあなたが聞くなら、そのことばは実現して祝福されるのです。
シャローム