「以上は、主がシナイ山で、イスラエルの子らに向けてモーセに命じられた命令である。」 レビ記 27章34節
いけにえや祭りのことを定めたレビ記の最後です。
誓願を立てる時の評価額の規定などが細かく示されます。
いけにえとする場合の家畜の取り扱いも命じられています。
さらには、土地の所有権についても命じられています。
ここで心に刻むべきことは、日常のことも含めてすべてのことは主の元でおこなわれるということです。
評価額やいけにえの価値の一つ一つも、主が定められた律法に従います。
人が価値を決めることはできませんし、変更することも許されません。
それは貧しい人、弱い立場の人が失ったり、奪われたりすることがないように定めた、主のあわれみの律法です。
そしてレビ記は34節のことばで閉じられて完結します。
これらの律法はすべて主が命じたのです。
人が定めたり決めたものではないし、付け加えたり変えることができるものでもありません。
すべて、始めから終わりまで主の命令です。
そしてそのことばは礼拝の場、聖なる場であるシナイ山で与えられました。
恵みとしてこの命令を受け取り、感謝とともに守るのです。
主の命令には、すべて意味があり、主の愛がそこに示されています。
私たちは、ちゃんと聞いて、従い通したいのです。
シャローム