「わたしはそこを彼女のためにぶどう畑にし、アコルの谷を望みの門とする。その場所で彼女は答える。若いころのように、エジプトの地から上って来た時のように。」ホセア書 2章15節

人々は、偶像の神々を愛し、豊かさを求めますが、それは決して追いつき手に入れることはできないと、7節は語ります。
しかし、主に背いて、偶像と豊かさを求める民を、主は、もう一度赦し、関係を回復し、祝福してくださるというのです。
ここにある「アコルの谷」とは、ヨシュア記の7章で、主に背き聖絶のものを盗んだアカンがさばかれた谷の名前です。
イスラエルの人にとっては、さばきを象徴する名前であり、恐れる名前、場所です。
しかし、主は今度はそこから主の祝福が始まる豊かさを示すぶどう畑に変え、奥深い谷底ではなく、始まりの門へと変えてくださり、望みがそこから新しく始まると言ってくださるというのです。

このように主の赦しと祝福は、私たちの思い、願いを遙かに超えて大きいのです。
ですからこそ、この主にだけ信頼し、主のことばを追い求めたい。
シャローム