「主がホセアに言われたことのはじめ。 主はホセアに言われた。「行って、姦淫の女と姦淫の子らを引き取れ。この国は主に背を向け、淫行にふけっているからだ。」ホセア書 1章2節
ホセア書を読みます。
預言者のホセアは、預言者の中でも特別な人、異色の預言者です。
主から預かったことばを、民に語るというだけでは終わらないのです。
ホセアは行動預言者です。彼の生活、生き方がそのまま主からのことば、メッセージなのです。
その預言の最初は「行って、姦淫の女と姦淫の子らを引き取る」ことです。
姦淫とは、イスラエルの民が偶像礼拝をおこない、主を裏切っていることを示します。
それがこの時のイスラエルの状態です。
このままでは、イスラエルは滅びるしかありません。
しかし、主に背を向けているこの民のために、主は出て行かれるのです。ご自分の方からです。
そして姦淫の女との結婚は、主が再びイスラエルの民を愛して、関係を回復してくださることを示すのです。
ホセアの愛の行動は、主の愛の行動を写しています。
このホセアの行動を見て、主の深い愛を知り、悔い改めて、主に立ち帰る人が起こされて欲しいものです。
シャローム