「兄弟たち。あなたがたについて、私たちはいつも神に感謝しなければなりません。それは当然のことです。あなたがたの信仰が大いに成長し、あなたがたすべての間で、一人ひとりの互いに対する愛が増し加わっているからです。」テサロニケ人への手紙 第2 1章3節
第2の手紙です。第一の手紙からそんなに間をおかないで書かれたようです。
主イエスの再臨が既に起きたのだと主張する人たちがいたりして、その結果、乱れた生活をする人たちがいたので、パウロは警告し教える手紙を書きました。
もう再臨のイエス様とお会いして、天の御国へ行くだけなので、真面目に働く必要もないといった間違った考えをパウロは正したのです。
その結果、多くの人が悔い改めて、生活を変えました。
パウロは喜んで、感謝とともに手紙を書きます。
彼らの生活は整えられていき、そして信仰が成長したのです。
信仰の成長は、乱れた生活から互いに愛し合うという生活へと変わりました。
正しい再臨の理解と、その日を待つ信仰は、再臨の日が起きる、その日までの毎日を信仰者が神を愛し、互いに愛し合う生き方へと変えていきます。
最終的な目標である再臨の日があります。
その日に向かって、何をするかといえば、愛し合うことをやめないのです。
むしろ、終わりの日が決まっているのだから愛し合うのです。
信仰が健全であることと、信仰が成長していることが分かるのは、教会に集うキリスト者が互い愛し合っている姿に現れるのです。
私たちは今、互いのことを大切に思い、愛しているでしょうか。信仰と愛を切り離したりしてはいないでしょうか。
シャローム