「今や剣は、とこしえまでもあなたの家から離れない。あなたがわたしを蔑み、ヒッタイト人ウリヤの妻を奪い取り、自分の妻にしたからだ。』」 サムエル記 第二 12章10節

ダビデがバテ・シェバと姦淫の罪を犯し、夫ウリヤを戦場で死ぬように仕向けて殺し、ダビデの罪を隠そうとした後、すぐに主は預言者のナタンを遣わして、ダビデの罪を暴かれました。
その時に、ナタンが主のことばを告げ、主ご自身が語られたことばが、9節と10節で繰り返されます。
それは「主のことばを蔑み」9節。
「わたしを蔑み」10節です。
主を信じる人(ダビデ)が隠れて罪を犯すことは、それはそのまま主を蔑むことなのです。
ウリヤに対して妻のバテ・シェバを奪い取ったという、ウリヤに対する罪では終わらないのです。
それは主の前に罪を犯すことであり。
それは自分を愛してくださる主を蔑む行為、罪なのです。

隠れて行っても、誰にも暴かれなくても、それは主を蔑むことなのです。

私たちは、主を愛します。主に愛されている者として、主を心から愛します。
ですから、隠れて罪をおこない、主を蔑むようなことをしてはいけないのです。
いつも、主を愛することをして生きていきたいと願っています。
足りない愛ですが、主を蔑むような罪の心に捕らえられてしまうことがないように、全身で、全生活で主を愛します。

シャローム