「民を、男も女も子どもも集めなさい。あなたの町囲みの中にいる寄留者も。彼らが聞いて学び、あなたの神、主を恐れ、このみおしえのすべてのことばを守り行うようにするためである。」申命記 31章12節 (2017新改訳)
主はここでイスラエルの全体に告げて、主のことばを聞いて学び、守るように命じます。
同時に彼らが頑なであり、主のことばに従わない者であることも指摘されます。
主のことばを聞いて守ることは、象徴的なことではありません。
また、努力目標というものでもありません。
主のことばは、こうして実際に律法の言葉が、皆の前で声に出されて読まれるのです。
彼らは聞きます。
実際に自分たちに神、主から与えられた律法、主のことばが確かにあり、それを聞かされるのです。
実際に、生活の中で聞かされていくのです。
この律法の書が、モーセが死に、何年も何百年も経ったとしても、埃をかぶって箱の底にしまい込まれて忘れ去られることはないのです。
いつも新鮮な思いで読まれ、学び、そして守り行うのです。
大人も、いつも新しく聞きます。
子どもから大人まで、寄留者も、新しく加わった者も以前から居る者も、すべてが聞きます。
実際に聞いて、学び、守り行うのです。
私たちも今、聞きます。
主のことばを聞いて従うのです。
シャローム