「野の石とあなたは契りを結び、野の獣があなたと和らぐからだ。」ヨブ記 5章23節

神は傷を包み、御手で癒してくださる方です。
苦しみからも救い出し、わざわいが触れることもないのです。
ヨブに向かってそう語るのは友人のエリファズです。
癒し、救い出してくださる方だと、語るエリファズですが、彼は、神を癒してくださる方というよりも、恐ろしいさばき主と捉えています。
ですから、ヨブに対しても、慰めを語るのではなく、ヨブを責めているのです。
神様をそのようにしか信じることができないエリファズは、残念な信仰者です。

しかしエリファズの言葉の中にも、間違いなく神の深い真理が語られています。
それが23節では「野の石とあなたは契りを結び」「野の獣があなたと和らぐ」ということばです。
私たちが考えていくならば、野の石や野の獣と、私たちが心を通じ合ったり、約束をしたり、親しくすることなどできないと分かります。
特に、野にある石ころと、私たちが契りを結び、心を通わせるなど、できるはずがないのです。
しかし、神は野の石も、野の獣も、そして私をも造ってくださり、いのちを与えてくださった唯一の方なのです。
ですから、この方の力の前では、それができるのです。
不可能を可能して、真の癒しと慰め、救いが与えられるのです。

もう一度、しっかりと心に刻みたい。
私たちの神様は、私を癒してくださる愛の神様です。恐ろしい神ではないのです。
恐れないで、どんなに苦しい時でも、神様の癒しと慰めを求める人となっていきましょう。

シャローム