「あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。」マタイの福音書 10章30節
前の節では市場で売られている一羽の雀のたとえが語られています。
この雀は、二羽の雀を2つセットで買う時には、おまけの一羽(数にも価格にも入らない5羽目)として売られている雀のことです。
しかし、商人から見ればおまけの一羽さえも、神様は愛してその命を支えてくださっているということを教えます。
神様は小さな存在であり、価格で言えば最低の金額以下の雀さえも価値があると見てくださっているのです。
そして続けて突然髪の毛のたとえが語られるのです。
髪の毛の一本など、自然に抜け落ちても、本人である私たちは気がつくことがありません。
そしてもちろん、頭に生えている髪の毛の数など、知るはずもありません。
数えることは不可能です。
しかし、あなたを愛する神様は、あなたの頭を飾る髪の毛の一本さえも大切な価値あるものとして見てくださっているという教えです。
すべて数えられているとは、あなたが、私が神様に丸ごとすべて愛されているということです。
そしてあなたの価値は、他の人が決めることはできません。
神様が価値がある、尊いと見てくださっているのです。
数えられている。見られている。守られている。支えられている私であると喜び、神様とともに今日も歩みたい。そして週の初めの日曜日に礼拝をささげてスタートします。
シャローム