「いのちに至る門はなんと狭く、その道もなんと細いことでしょう。そして、それを見出す者はわずかです。」 マタイの福音書 7章14節
前の節で「狭い門から入りなさい」と教えてくれます。
そして、広くて入りやすく、多くの人がその門を通りますが、実はその門は滅びに至る門なのだと、教えてくれます。
私たちが、この世界で求めていた豊かさや名誉といったものは、実は本当に大切で良いものではなくて、自分の身に滅びを招くものだというのです。
しかし、その広い門の直ぐ近くには、神様が備えてくださった狭い門があります。
その門のことを「なんと狭く」「その道もなんと細い」ことでしょうかと教えます。
しかし、狭くて細いので、通ることが大変なのではありません。
見出すことが難しいのです。
しかし、それも間違えてはいけないのです。大変な努力や修業の末に、やっと見出せる門ではないのです。
誰か、特別な人だけが見出せるのとも違います。
主が招いてくださり、示してくださっているのです。
私たちは示されたその門を見るのです。
見ているはずなのに、これまで私たちは、広い門に目を奪われていたのです。
でも今、イエス様の私たちに対する愛によって、私の目にはっきりとその狭い門を見ることができます。
見出すというのも確かですが、実は、招かれ見せていただいているはずの私たちです。
狭い門の先にある永遠のいのちの喜びを期待して、足を進めたい。
シャローム