「キリスト・イエスのうちにあるこの思いを、あなたがたの間でも抱きなさい。」ピリピ人への手紙 2章5節
抱きなさいとは、大切に思い、成長させなさいということです。
ただ、実践しなさいという教え、命令ではないのです。
では何をすればよいのでしょう。
2節には「一つにして」とあります。
思いを一つにし、心を一つにして、互いに仕え合い愛し合って、主のしもべとして歩みなさいということです。
利己的な思いや虚栄からするのではなく、謙遜に仕え合うように命じています。
しかし、それは難しい命令、教えとは違います。
イエス様のうちにあった思いであり、イエス様が弟子たちや周りの人たちにそのように接し、神であるのに人に謙遜に仕えた姿がそのものでした。
ですから私たちは、イエス様に倣い、互いにそのように仕えていくのです。
そこには愛の慰めがあり、励ましがあります。
何事もイエス様がそのようにして、先に私を愛してくださったのです。
キリスト・イエスのうちにある思いを大切にして倣うのです。
どこまでも倣い、ついていくのです。
私がイエス様と一致していく時に、私たちは一つになれるのです。
シャローム