「自分のために、天に宝を蓄えなさい。そこでは虫やさびで傷物になることはなく、盗人が壁に穴を開けて盗むこともありません。」 マタイの福音書 6章20節

天に宝を蓄えることができるのでしょうか。どうしたら蓄えることになるのでしょう。
それはとても難しいことのように思えます。
地上の宝は、目に見えますし、自分の手で握り、取ることもできるので分かりやすいのです。
しかし、主は、自分の宝を地上に蓄えるのはやめなさいと教え、命じます。

地上の宝は、人と比べたり、奪ったり奪われたり、また、価値が下がってしまうこともあるのです。
それが素晴らしい宝石や沢山の黄金であっても、主は、そこに心を向けないように教えています。

大切な天の宝は、神様を愛し、人を愛する生活をすることで蓄えられます。
その宝は、今は見えませんが、終末の日にイエス様と再会した時に、イエス様に祝福の声を掛けられて、宝を知り、分かるのです。
宝はまた、祈ることで蓄えられていくのです。
祈る時、私たちは主を信じ、主を慕い求めながら祈ります。また隣人を愛して祈るでしょう。
その祈りは、あなたの宝として天に蓄えられているのです。

祈ることができることも恵であり宝だとも言えます。

シャローム