「もし右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨てなさい。からだの一部を失っても、全身がゲヘナに投げ込まれないほうがよいのです。」 マタイの福音書 5章29節
イエス様は、イエス様を信じる人に律法を守るように命じます。
イエス様を信じる人ならば、律法を守るという行いによって救われるのではないことは、知っています。
けれども、それは律法を守らなくて良いということではないのです。
信じた人には、良い行いをするように備えられています。そう教えてくださっています。
そのためにも、罪とは決別しなければなりません。
その決別は、心の問題だけではなく、実践、実際の日々の生活の中で明らかにしまます。
ここでは、もし罪を犯してしまったならば、どうすべきかを教えます。
目が見るだけでも心にある悪、罪が現れて罪を犯させることになると教えます。
それならば、その目をえぐり出して捨てよと、命じます。
えぐり出すことではなく、捨てることが大事なのは確かです。罪と完全に決別することが求められます。
しかし、そこでえぐり出すことも必要なのです。
それは痛みをともなう悔い改めということです。
罪から離れ、罪を捨て去る時には、痛みがあるのです。
痛みを覚悟し、主のあわれみと助けがあることを信じて、私たちは悔い改めて、主を信じ、愛し続けましょう。
シャローム