「スサにいるユダヤ人はアダルの月の十四日にも集まって、スサで三百人を殺した。しかし、略奪品には手を出さなかった。」 エステル記 9章15節

9章を読むと、各地でユダヤ人がハマンに協力する人たちとユダヤ人に敵意を向ける人たちを虐殺してことが記されまています。
しかしこれは憎しみによる虐殺ではないのです。
自分たち身を守るための行動でした。
その証として、10節、15節に「略奪品には手を出さなかった」と、繰り返して記されます。
ユダヤ人が憎しみや悪意を持って行動したのではないことを表しています。
虐殺と記されるのは、ハマンに協力する人たちからの反撃や復讐を避けて、取り除くための行動だということです。

そして、それは敵から安息を得て、悲しみが喜びの日に変わったのだということです。
このことに尽きるのです。
ハマンのように憎しみで、悪意を向け、攻撃をするのとは違うのです。
主は、主を信じる者には、このように困難を逆転させて、喜びを味あわせてくださるのです。
そしてユダヤ人は、この日をプリムの日として祝い、主のあわれみと助けを忘れないようにしました。
私たちも、主にある逆転を経験しつつ、その喜びを心と生活に刻みたい。
シャローム