「ハマンが入って来ると、王は彼に言った。「王が栄誉を与えたいと思う者には、どうしたらよかろう。」ハマンは心のうちで思った。「王が栄誉を与えたいと思う者とは、私以外にだれがいるだろう。」」 エステル記 6章6節
王が眠れない夜を過ごしたとき、王は記録の書、年代記を読みました。
これまでは、関心がなく目を通すことがなかった年代記には、王を暗殺計画から救ったモルデカイの名が記されていました。
王はモルデカイに褒賞与え、栄誉を与えようと考え、ちょうどそこに居たハマンに助言を求めました。
ハマンは、王から栄誉を受けるのは、自分以外にはないと考えて、自分が望む最高のことを提案するのです。
しかし、その栄誉を実際に与えられたのは、モルデカイでした。
悪意を持って策略を重ねたハマンは自ら破滅へと向かいます。
自分が栄誉を受けるべきだと、考えるのは高慢な心以外の何ものでもありません。
高慢な心と行動はやがて自分で自分を滅ぼすのです。
王が眠れない夜を過ごしたこと、その夜にこれまで読まなかった年代記を読んだこと。
モルデカイの誠実な行動を知り、栄誉を与えようと考えた時、そこに悪巧みの準備のためにハマンが居たこと。
ハマンがまた、王の言葉を聞いて、高慢な心で助言をし行動をしたこと。
それらすべてのことの背後には、主が働かれているのです。
主だけを信じて行動し、主の他には何もあがめなかったモルデカイの誠実で一心な心と行動には、主が報いてくださるのです。
夜の闇も、人の心にも、主は愛とあわれみを持って働かれるのです。
謙遜に仕え、主だけを愛する人となっていきたいものです。
シャローム
