「彼らは大声で言った。「屠られた子羊は、力と富と知恵と勢いと誉れと栄光と賛美を受けるにふさわしい方です。」」 ヨハネの黙示録 5章12節
一つ前の節には、万の幾万倍、千の幾千倍という御使いの声があることが示されています。
ここで屠られた子羊である主イエスを、大声で賛美しているのは、この数えきれない御使いです。
最高の賛美を御使いが声を合わせて賛美しています。
また、続く13節にも造られたありとあらゆる生き物が賛美していることを示します。
即ち、終末の時に存在するのは、賛美、賛美、また賛美なのです。
残念ながら、今、私たちが生きる地上、時代には、批判の声、嘲りや愚弄する言葉、傷つける声と言葉が飛び交います。
聞かないようにしても、私たちの耳に飛び込んでくるのです。
それも時に、大きな声で響いてきます。
そして、そんな声に傷つき、私たちは賛美の声を上げる力を失ってしまうような時があります。
心からの賛美を献げるのに苦労する時があるのです。
しかし、それでも今も、賛美の声は上げられています。
私が賛美できない時も、賛美する人の声を聞いて慰められることがあります。力づけられる時があります。
すると私も賛美できるようになります。
期待できる。
やがて私たちは賛美の声だけが満ちあふれる世に生きるようになります。
主イエスが約束してくださっていて、そして、こうしてヨハネを通して少し先に見せてくださるのです。
主を賛美し、賛美することを止めないで、期待して待とう。
私にはいつも屠られた子羊がともにいてくださるから。
シャローム