「それは、私たちがサタンに乗じられないようにするためです。私たちはサタンの策略を知らないわけではありません。」コリント人への手紙 第2 2章11節

コリントで起きた問題は、パウロによって解決して平安となりました。
問題を起こした人も指導を受けて悔い改めたのです。
しかし一部の人はもっと厳しく罰するべきだと主張したのです。
それに対してパウロは、罰を与えることはもう必要ががないことを教えると同時に互いの平安のために教えます。

悔い改めた人が、過剰に自責の心に押しつぶされて、サタンに責められて、再び罪を犯すことがないようにすること。
また、さばいた人も、もっと厳しくさばくべきだと訴えることで、その心をサタンにつけ込まれて、罪を犯すことがないようにと教えるのです。

サタンは狡猾に私たちの心に誘惑と攻撃を加えます。
罪を犯した側にも、それをさばき、その後赦した側にも危険はあります。
つけ込まれることがないようにするために必要なことがあります。
主に赦されたことを心から喜ぶこと。
赦しを与えたならば、愛をもって交流を取り戻すこと。

それは主の前に赦し赦されたということをしっかり覚えて自分のものにするのです。
何故なら、私たちは皆、主の前に恵みによって赦された者だからです。

シャローム