「しかし、母の胎にあるときから私を選び出し、恵をもって召してくださった神が、」ガラテヤ人への手紙 1章15節
今日からガラテヤ人への手紙を読みます。
パウロは、この手紙の最初に、キリスト者の信仰とは、神が私たちを愛して、私たち一人一人をふさわしく召してくださっていることを強く訴えます。
パウロも神に召された一人であり、あなたも同じように召された一人なのです。
パウロはユダヤ教の教師としての特別な学びと訓練を受けて、イエス様を信じる人々を迫害するほどの熱意をもって生きていました。
しかし、イエス様と出会い信じて使徒となり、宣教の働きを深める中で、神が大きな愛と遠大な計画をもってパウロを使徒として用いてくださっていることを知るのです。
それはパウロが、母の胎の中にいる時から、主は選んでくださっていたのです。
選び召していてくださるということは、自動的そうなるように定められていると言う、何か縛られていると言うこととは違います。
神が、パウロに、私たちに良い計画をもっていてくださって、私を召し、私がその召しに応答することを愛と忍耐をもって待っていてくださるということです。
それは召すと言う恵を注いでいてくださるということです。
主のご計画は大きすぎて私たちにはその全貌はわかりません。
その始まりが母の胎にあるときからであるのか、どうなのかもわからないのです。
でも、召しに答えていくときに、その恵を知り、ご計画と使命を少しづつ知っていけるのです。
それもまた、恵です。
あなたが主を知り、主を信じる前から、主はあなたを愛し、あなたを召しています。そこには恵が備えられているのです。
シャローム